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両親学級って、正直なところ夫が行く意味あるの?



平日は仕事だし、いくべきなのかな…
こう迷っているパパは少なくないと思います。
結論から先に書きます。両親学級は、パパこそ行く意味があります。
沐浴やお世話の「手の動き」、産後のママの体と心の変化、そして退院後の生活イメージは、ネット記事を10本読むより、1回その場で見て・触れて・聞いたほうが腹に落ちるからです。
この記事では、自治体の公式プログラムと、私自身が申し込んだ教室のリアルをもとに、両親学級の中身を整理します。「行く前のモヤモヤ」を、できるだけ具体的に晴らしていきます。
- 両親学級で実際に何をするのか(我が家の自治体のプログラムで具体化)
- 対象・定員・所要時間・持ち物といった「申込みのリアル」
- 土曜やオンラインなど、働くパパが行きやすい開催形式
- パパが参加する意味と、産後パパ育休との関係
両親学級(パパ&ママクラス)とは?我が家が申し込んだ話


両親学級とは、妊婦さんとパートナーが一緒に、妊娠・出産・育児について学んだり、赤ちゃんのお世話を体験したりする教室のことです。じつは名前は自治体によってまちまちで、「両親教室」「プレパパ・ママ教室」などと呼ばれることもあります。私の住む大阪府の自治体では「パパ&ママクラス」という名前で開催されていました。呼び方は違っても、ねらいは「夫婦で出産と産後の準備を一緒にする」ことで共通しています。



事前に体験できるのがありがたいね!
名前が紛らわしいのですが、妊婦さん向けで複数回のコース制が多い「母親学級」に対し、両親学級はパートナー(夫)の参加を前提に設計されている点が特徴です。だからこそ、内容も「夫が知っておくと産後に効くこと」に寄せて組まれています。「ママ向けの会に夫がついていくだけ」ではない、というのが申し込んでみての印象です。
自治体と産院、両親学級は何が違う?
主催は大きく分けて自治体(保健センター等)と産院(出産する病院・クリニック)の2系統があり、得意分野が少しずつ違います。ざっくり整理すると、次のようになります。
| 主催 | 特徴 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| 自治体(保健センター等) | 地域の母子保健サービスの案内あり。同じ地域のプレパパ・ママと交流できる | 無料のことが多い |
| 産院(分娩予定先) | その病院での出産の流れ・入院案内に直結。立ち会い出産の説明があることも | 無料〜数千円程度(産院による) |
費用や対象週数は自治体・産院で差があるため、お住まいの地域と分娩予定先それぞれで確認するのが確実です。時間に余裕があれば両方出ると、「地域の子育て情報」と「その病院での出産の段取り」を両取りできます。
我が家はまず自治体のパパ&ママクラスから申し込みました。
正直、私も「行く意味あるの?」と迷っていた
白状すると、私も申込みの段階では「半日つぶれてまで、行くものなのかな」と思っていました。仕事の都合もあり、休日は家のことを片づけたい気持ちもあったからです。背中を押されたのは、我が家の自治体のパパ&ママクラスが土曜にも開催されていたことです。



日曜も開催していたよ!
平日に休みを取らずに参加できるのは、働く身からすると本当に助かりました。「平日昼間しかなくて行けない」という昔のイメージとは、ずいぶん変わってきていると感じます。
もう一つの決め手は、我が家が初めての出産だということです。我が家は男の子を授かる予定で、妻も私も右も左もわかりません。だからこそ「夫婦で同じ準備をしておきたい」「妻に頼られたときに動けるパパでいたい」という気持ちが勝ちました。
両親学級でパパは実際に何をする?


「行く意味あるの?」を判断するには、まず中身を知るのが早いと思います。ここでは、私が申し込んだパパ&ママクラスの実際のプログラムを紹介します。内容は大きく「講義(知る)」と「体験(手を動かす)」の2本立てでした。
我が家のパパ&ママクラスの内容
| 区分 | 内容 | パパ目線のねらい |
|---|---|---|
| 講義 | 出産後のママの体とこころの変化 | 産後の奥さんに何が起きるかを先に知る |
| 見学 | 沐浴(もくよく)見学 | まず助産師さんのお手本を目で見る |
| 講義 | 赤ちゃんのお世話ポイント | 抱っこ・授乳・着替えなど基本の勘どころ |
| 体験 | 沐浴体験 | 見学のあと、自分の手で人形を支えて練習 |
| 講義 | 赤ちゃんの生活 | 睡眠・授乳リズムなど退院後の一日 |
| 講義 | 泣きについて | なぜ泣くのか・どう向き合うかを学ぶ |
こうして並べてみると、産前の話より「産後の生活」に重心が置かれているのがわかります。出産はゴールではなくスタートで、退院した翌日からお世話は始まります。その全体像を、夫婦で同じ説明を聞いてそろえられるのは大きいと感じました。
パパこそ聞きたい「ママの体と心の変化」
個人的に「これは夫こそ聞いておきたい」と感じたのが、最初の「出産後のママの体とこころの変化」です。出産で体力を使い切ったあと、奥さんは体が回復しきらないまま、睡眠も細切れの状態で授乳や夜泣き対応に入ります。ホルモンの影響で気持ちが不安定になりやすい時期があるとも言われています。



大変な時期が続くんだよね・・・
こうした変化を「知らないまま産後を迎える夫」と「先に知っている夫」では、奥さんへの接し方が変わってくるはずです。たとえば「なぜ急に落ち込むのか」を知っていれば、責めるのではなく支える側に回れます。
沐浴は「見学 → 体験」の二段構え
注目したいのが「沐浴見学 → 沐浴体験」という流れです。まずプロのお手本を見て、そのあと自分の手で人形を支える。動画で予習するのと、実際に首のすわらない重さ(約3kg)を腕で受け止めるのとでは、わかり方がまるで違うと言われています。やっぱりここは現地で体験する価値があると感じています。
沐浴は、利き手で頭と首を支え、もう片方の手で体を洗うという言葉にすると簡単そうですが、すべりやすい・支えながら洗う・お湯の温度を見る、と同時にやることが多い作業です。
本番でいきなり挑むより、人形で一度「手の段取り」を通しておくだけで、産後のハードルはだいぶ下がるはずです。



意外と重たくて、頭がグラングランしたよ!
なお、自治体によってはおむつ交換・着替えの練習や、おもり入りの「妊婦体験ジャケット」を取り入れている教室もあります。プログラムは地域で差があるので、申込み時に内容を確認しておくと安心です。



今回、学んだことをまとめておくよ!



印象的だったのが助産師さんが正解はないよと言っていたことでした!
所要時間は2時間!持ち物は事前にそろえておく
我が家のクラスは約2時間と、やや長めでした。自治体によっては1時間半前後のところもありますが、見学と体験が入ると2時間ほどかかるのは自然だと思います。途中で集中が切れないよう、夫婦とも体調を整えて臨みたいところです。
当日の持ち物は母子健康手帳・筆記用具・飲み物・マスクでした。母子手帳は受付で使う場面があり、筆記用具はメモ用。とくに飲み物は、2時間の教室では地味に効いてくるので忘れたくないところです。妊娠中の奥さんは脱水を避けたいので、夫がさっと差し出せるよう用意しておくと気が利きます。実習で床に近い姿勢になる場面もあるため、動きやすい服装だとなお安心です。
働くパパが参加しやすい土曜・休日・オンラインが増えている
パパが一番気にするのは、やはり「平日に休まず行けるのか」だと思います。結論から言うと、近年は土曜・休日・夜間・オンラインなど、働くパパが参加しやすい形式が増えています。
「平日昼間しか枠がない」という時代のイメージは、かなり変わってきていると感じます。
たとえば横浜市港北区は平日(14:00〜16:00)に加えて土曜(10:00〜12:00)の回を設け、中野区はオンライン両親学級(各日午前10時〜正午)を用意しています。



オンラインでもやっている自治体があるんだ!
対面で沐浴を体験する回と、移動なしで知識を得られるオンライン回を組み合わせれば、忙しいパパでも参加のハードルはぐっと下がります。
まずはお住まいの自治体サイトで、土曜版・休日版・オンライン版の有無をチェックするのが現実的な動き方です。日程表は数か月先まで出ていることが多いので、仕事の予定と早めにすり合わせておくと、希望の回を押さえやすくなります。
我が家が「日曜開催」に救われた話
正直なところ、我が家のパパ&ママクラスに日曜枠がなければ、私は参加を見送っていたかもしれません。
平日に半休や有休を取るとなると、どうしても「そこまでして…」とためらいが出てしまうからです。
土曜開催があったおかげで、仕事に影響を出さずに夫婦そろって参加できる点が、申込みを決める最後のひと押しになりました。



土曜日開催は助かったよ!
「行きたい気持ちはあるけれど、平日は厳しい」というパパは多いはずです。だからこそ、休日・土日曜の枠は早く埋まりやすいとも言えます。働くパパほど、日程が出たらすぐ動く価値があると思います。
両親学級と「産後パパ育休」をセットで考える


両親学級で産後の生活像をつかんだら、次に検討したいのが産後パパ育休(出生時育児休業)です。「学んで終わり」にせず、行動につなげるための制度です。



一つずつ説明していくね!
産後パパ育休とは?8週以内・4週まで・2回に分割
産後パパ育休は2022年10月に新設された制度で、子の出生後8週間以内に、4週間(28日間)まで、2回に分けて取得できるのが特徴です。通常の育児休業とは別枠で使えるため、「出産直後の山場」と「里帰りから戻るタイミング」など、夫婦の都合に合わせて分けて取るといった使い方もできます。
両親学級で産後のスケジュール感をつかんでおくと、この設計がぐっとやりやすくなります。



詳しくは、下記の記事で説明するよ!


2025年4月から給付率80%に。手取りで実質10割相当
給付の面でも後押しが入りました。子供の出生直後の一定期間に、被保険者とその配偶者の両方が14日以上の育児休業を取得するなどの要件を満たすと、最大28日間「出生後休業支援給付金」が上乗せされ、出生時育児休業給付金と合わせて給付率80%(休業前の手取りで実質10割相当)になります。



意外と収入は減らないみたい!
正直なところ「育休を取りたいけれど収入が不安」というパパは多いはず。我が家は妻が出産を機に退職して一馬力になったので、私もこの給付率80%は大きいと受け止めています。
両親学級で「産後にやること」を可視化し、その上で育休期間を設計する。この順番が現実的だと考えています。※給付額や要件は個別事情で変わります。具体的な金額・手続きは、お勤め先の人事とお住まい管轄のハローワークでご確認ください。


よくある質問(FAQ)


Q1. 両親学級は夫だけ・奥さんだけでも参加できますか?
自治体によります。港区のように「妊婦のみ、パートナーのみの参加も可能」と明記している例がある一方、ペア参加を前提にする教室もあります。
私の住む自治体のパパ&ママクラスは「初産婦さんとそのパートナー」が対象でした。申込み前に対象条件を確認してください。



一緒に行ける方が安心だね!
Q2. 妊娠何週から参加できますか?後期でも間に合いますか?
対象週数は自治体差があります。我が家の自治体は「24週以降」、江東区の休日版は「原則26週から36週未満」が対象です(※江東区公式サイト。2026年6月時点)。上限を過ぎると参加できない教室があるので、安定期〜中期のうちに予約しておくのが無難です。



早めにカレンダーに書いておこう!
Q3. 2人目以降(経産婦)でも参加できますか?
これも自治体差が大きい点です。初産婦さん限定の教室もあれば、経産婦向けに別講座や個別相談を用意している自治体もあります。対象に入らない場合は、産院のクラスやオンライン講座で補うのが現実的です。まずはお住まいの自治体に確認してください。



うちの自治体は、初産婦のみでした!
Q4. 費用はかかりますか?
自治体主催は無料のことが多いです。産院主催の場合は無料〜数千円程度と幅があるため、分娩予定先に確認するのが確実です。



うちの自治体は無料でした!
Q5. 産院の両親学級と自治体の両親学級、両方行くべき?
目的が違うので、両方出る価値はあると思います。産院は「その病院での出産の流れ」、自治体は「地域の子育てサービスや交流」に強みがあります。時間が取れないなら、まずは分娩予定先の産院クラスを優先する考え方もあります。
まとめ:両親学級は、パパこそ行く意味がある
両親学級は、夫(パパ)が参加してこそ価値が出る場です。
沐浴の「手の動き」、産後のママの体と心の変化、そして退院後の生活像。これらは数時間の教室で、ネット記事では届かない深さで腹落ちします。私自身、迷った末に申し込んでよかったと、いまは思っています。
- 内容は「講義(産後のママの変化・お世話・赤ちゃんの生活・泣き)」+「体験(沐浴見学→沐浴体験)」の2本立て
- 対象・定員・時間は自治体差あり。我が家は24週以降・1回のみ・定員24組・約2時間。定員は少なめなので早めの予約が安全
- 土日・オンラインなど働くパパ向けの形式が増加。産後を可視化し、産後パパ育休(給付率最大80%)の計画とセットで考えるのが現実的



迷っているなら、まず日程だけでも確認を!
「行くかどうか」で立ち止まっているうちに、人気の回は埋まっていきます。決めきれなくても、まずはお住まいの自治体と分娩予定先の両親学級の日程を見てみることから始めてみてください。日程さえ押さえておけば、あとは夫婦で予定を合わせるだけ。安定期のうちに予約しておくことが、産後をラクにする一番の近道だと思います。



