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赤ちゃんが生まれたら、夫婦2人きりの時間は当分なくなる?



産前にやっておくべきことって、結局どれが大事なんだろう?



気づいたら出産間近で、何もできなかった…とは絶対になりたくない
第一子を控えると、楽しみと同じくらい「今のうちに何をしておけばいいのか」という焦りが出てきます。私もこの記事を書いた時点で妻がちょうど妊娠33週、まさに同じことをに考えていました。
結論から言うと、産前にやっておきたいことは「思い出系(マタニティフォト・夫婦の旅行や外食)」「仕組み化系(家事分担・宅食などの段取り)」「手続き・お金系(各種制度の確認と準備)」の3つに分けて考えると、抜け漏れなく動けます。そして、その多くは体調が落ち着きやすい妊娠中期(いわゆる安定期)に手をつけておくのが現実的です。



産後に「やっておけばよかった…」って後悔したくない!
- 産前にやっておきたいことを一覧化した「夫婦バケットリスト」
- なぜ「産前」「特に安定期」がベストなタイミングなのか、その根拠
- マタニティフォトや旅行など、時期と注意点
- 出産育児一時金・児童手当など、産前に確認しておきたいお金の手続き
FP資格を持ち、家計管理を担当している私の視点も交えつつ、夫婦で「やってよかった」と思えるリストを一緒に作っていきましょう。
産前にやっておきたいこと夫婦バケットリスト【一覧表】


まずは全体像です。私自身が「これは外せないな」と考えている項目を、3つのカテゴリーに分けて表にまとめました。優先度はあくまで目安なので、夫婦の状況に合わせて取捨選択してください。
★★★=できれば必ず★★☆=余裕があれば
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マタニティフォトの撮影
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夫婦2人での外食・少し贅沢なデート
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夫婦2人での旅行(無理のない範囲で)
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家事分担の話し合い・見える化
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宅食・ネットスーパーなど時短手段の試運転
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寝室・生活動線の見直し
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里帰り・産後サポート体制の相談
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出産育児一時金の受け取り方法の確認
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児童手当・各種給付の制度確認
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勤務先の育休・手当の確認
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家計の見直し・もしもの備えの確認
ここからは、それぞれをもう少し掘り下げていきます。特に時期と注意点が大事になる「思い出系」から見ていきましょう。
思い出系:夫婦2人の「今しかない時間」を残す


マタニティフォトは妊娠8〜9ヶ月頃が目安
大きくなったお腹は、その時期にしか残せない記録です。マタニティフォトを検討するなら、撮影時期は知っておきたいところ。適しているのは妊娠7〜9ヶ月頃、特にお腹がふっくらと目立つ妊娠8〜9ヶ月頃がベストタイミングとされることが多いようです。



せっかくなので記念に撮っておこう!
一方で、臨月近くまで待ちすぎると、お産が予想より早く進んだり、医師から安静を指示されたりして撮影できなくなる可能性もあるとされています。スタジオ撮影でもセルフ撮影でも、体調を最優先に、少し余裕を持ったスケジュールを組んでおくのが安心です。



本格的に撮りたい方は、ぜひスタジオをチェック!
夫婦2人での外食・旅行は「安定期」に
正直なところ、産後しばらくは夫婦水入らずの外食や旅行のハードルが一気に上がります。だからこそ、産前に「2人だけのちょっと贅沢な時間」を作っておきたいと考える方は多いのではないでしょうか。



うちも近場で旅行に出かけました!
旅行(いわゆるマタ旅)を考えるなら、時期は重要です。複数の産婦人科・医療系情報サイトによると、旅行に適しているのはつわりが落ち着いて体調が安定しやすい妊娠中期(おおむね16〜27週頃の安定期)とされています。
ただし、これはあくまで一般的な目安です。急に体調がすぐれなかったりなどした場合は、キャンセルできるように遠出ではなく、近場の旅行先がおすすめです。
マタ旅で押さえておきたい注意点は次のような点です。
- 事前に主治医へ相談する:定期健診で問題がなく、安静の指示が出ていないかを確認しよう!
- 飛行機の利用は航空会社の規定を確認:JALやANAでは、出産予定日を含め28日以内の搭乗には診断書の提出が必要になり、出産予定日が迫る時期にはさらに医師の同伴が求められるなど、時期に応じた規定があります。もし飛行機を使って旅行するなら規程は必ず確認しよう!
- 母子健康手帳を必ず携帯する:旅行先で体調が変化し、病院に行くときのために携帯しよう!
- 医療アクセス・移動時間・無理のない行程を重視する:旅行先選びでは、近くに医療機関があるか、移動時間が長すぎないかを優先すると安心とされています。
断定はできませんが、「遠くへ長時間かけて」よりも「近場でゆったり」のほうが、産前の体には合っているのかもしれません。最終的には産婦人科にご相談のうえ、無理のない計画を立ててください。
仕組み化系:産後の生活を「先回り」で楽にする


ここが、私が一番力を入れている部分です。思い出も大切ですが、産後の自分たちを助けてくれるのは、産前に作っておいた「仕組み」だと考えています。
家事分担は「産前」に話し合うのが鉄則
産後は睡眠不足と慣れない育児で、夫婦どちらも余裕がなくなりやすい時期です。その渦中で「誰が何をやるか」を一から決めようとすると、衝突の火種になりやすいといわれます。だからこそ、心身が落ち着いている産前のうちに、家事を一度すべて洗い出して「見える化」しておくのが堅実な方法です。
我が家でも、ゴミ出し・洗濯・料理・名もなき家事までリストにして、誰が担当するか、産後はどう変えるかを話し合うようにしています。完璧に決めきる必要はなく、「困ったら見直す前提のたたき台」で十分だと思います。



私は夜が苦手なので、日中メインで子供を見る!



私は、夜更かしが得意なので、夜を担当!
こんな感じでざっくりとですが、役割分担をしています。絶対にこのルールで行うというわけではなく、実際に生まれてから柔軟に変えて行く予定です。
宅食・ネットスーパーは「産前に試運転」しておく
産後すぐは、買い物や毎日の調理が大きな負担になりがちです。そこで産前のうちに、宅食サービスやネットスーパーを一度実際に使って「試運転」しておくと、いざというときに迷わず頼れます。
つわりがつらい時期や産後の数週間は、こうした時短サービスが心強い味方になります。味や使い勝手は人それぞれなので、体調に余裕のあるうちに合うものを見つけておくと安心です。



うちはイオンが近いのでイオンスーパーのネットスーパーを利用するよ!
寝室・生活動線と、産後サポート体制の相談
赤ちゃんを迎えると、寝室のレイアウトや夜間の動線が一気に重要になります。ベビーベッドを置く場所、夜間授乳のときの導線などを、お腹が大きくなって動きにくくなる前に見直しておくと負担が減ります。



どこに何を置くかは事前に考えておこう!
あわせて、里帰りをするのか、しない場合は誰がどうサポートするのか、両親や自治体・民間サービスを含めて早めに相談しておくことも大切です。産後パパ育休(出生時育児休業)などの制度もありますので、勤務先で取得できる休業の確認は安定期のうちに進めておくと安心です。


手続き・お金系:産前に確認しておきたい制度


お金まわりは「産後に調べればいい」と後回しにしがちですが、産前に全体像をつかんでおくだけで、生まれてからの動きが格段にスムーズになります。FPとして、ここは特に丁寧にお伝えしたいところです。
出産育児一時金:原則50万円の受け取り方を確認
出産にはまとまった費用がかかりますが、公的医療保険の加入者が出産したときは、子ども1人につき原則50万円が出産育児一時金として支給されます(厚生労働省・協会けんぽの案内による。2026年8月時点)。
受け取り方には主に「直接支払制度」があり、これを使うと保険者から出産施設へ直接お金が支払われるため、窓口での支払いは費用総額から50万円を差し引いた残額だけで済みます。出産費用が50万円を下回った場合は、その差額を受け取ることができるとされています。なお、申請期限は出産の翌日から2年以内です。利用できる制度や手続きは加入先によって異なるため、お住まいの自治体や勤務先の健康保険組合・協会けんぽにご確認ください。



うちは病院から申請書をもらったよ!
児童手当:2024年10月から大きく拡充
子どもが生まれた後に受け取れる児童手当は、2024年10月分から大きく拡充されました。こども家庭庁・政府広報の案内によると、主な変更点は次のとおりです。
- 支給対象が高校生年代(18歳の誕生日以後の最初の3月31日まで)まで拡大
- 所得制限が撤廃され、所得にかかわらず支給対象に
- 第3子以降は支給額が月3万円に増額
- 支給回数が、偶数月に年6回(2か月分ずつ)へ変更
古い「中学生まで」「所得制限あり」といった情報が今も残っていることがあるので、最新の制度で確認しておきたいところです。申請のタイミングや必要書類はお住まいの自治体で異なりますので、出生届と合わせて段取りを確認しておくとよいでしょう。



児童手当に関しては、下記の記事でまとめております!


家計の見直しと「もしも」の備え
子どもを迎えると、家計の前提が大きく変わります。私の場合は、家計管理を担当している立場として、FP×AIで「もしもの時のキャッシュフロー」を試算し、子どもの大学卒業までの資金が確保できるかを確認したうえで、生命保険のみ加入+他は現金貯蓄と投資というスタンスを取っています。
何を選ぶかは家庭ごとに正解が違いますので、私はこうしている、という一例として受け取っていただければと思います。
マネーフォワーの家計簿アプリで支出を見える化したり、必要に応じて無料のFP相談を活用したりするのも、産前の落ち着いた時期だからこそ取り組みやすい準備です。


なぜ「産前」、特に「安定期」がベストなのか



どうして「安定期のうちに」なの?
ここまで「産前に」「安定期に」と繰り返してきましたが、その根拠を整理しておきます。理由は大きく3つあります。
理由①:体調が安定しやすい。妊娠中期(おおむね16〜27週頃)は、つわりが落ち着いて体調が安定しやすい時期とされています。撮影や外出、話し合いといった「動く・考える」活動に取り組みやすいのは、この時期だからこそです。
理由②:産後はまとまった自由時間が激減する。新生児期は授乳や寝かしつけが昼夜問わず続き、夫婦でゆっくり外出したり、じっくり話し合ったりする余裕が一気に減るといわれます。だからこそ、思い出づくりも仕組みづくりも「産前の貯金」が効いてきます。
理由③:手続きは「先に知る」だけで産後が楽になる。出産育児一時金や児童手当のような制度は、産後に申請するものでも、産前に流れを把握しておくだけで動きが段違いにスムーズになります。実のところ、これが一番コストをかけずにできる準備かもしれません。
結局のところ、産前の準備とは「未来の自分たち夫婦への仕送り」のようなもの。少しずつでも手をつけておくと、産後の自分たちがきっと助かります。
よくある質問(FAQ)


Q1. 産前にやることが多すぎて、何から手をつければいいか分かりません。
まずは「思い出系」よりも「手続き・お金系」と「家事分担の話し合い」から始めるのが現実的です。これらは体調に左右されにくく、早く着手するほど産後が楽になります。マタニティフォトや旅行などの思い出系は、体調と相談しながら安定期以降に組み込んでいくとよいでしょう。



うちはプチ旅行もしたよ!
Q2. マタニティフォトは絶対に撮るべきですか?
必須ではありません。撮る・撮らないは夫婦の価値観次第です。「あの時期のお腹を残しておきたい」という気持ちがあるなら、妊娠8〜9ヶ月頃を目安に検討するのがよいとされています。スタジオに頼らず、自宅でスマホ撮影するご家庭もあります。



思い出に残そうとする方は意外と多い!
Q3. マタ旅(妊娠中の旅行)は本当に行っても大丈夫ですか?
体調や妊娠経過によります。一般的には安定期が適した時期とされますが、自己判断は禁物です。必ず事前に産婦人科で相談し、安静の指示が出ていないかを確認してください。飛行機を使う場合は航空会社ごとの妊娠週数の規定も合わせて確認しましょう。



無理をしない範囲で近場がおすすめ!
Q4. お金の手続きは、出産後にまとめてやればよくないですか?
手続き自体は産後でも間に合うものが多いですが、産前に「どんな制度があり、どこに申請するか」を知っておくだけで、産後の負担が大きく変わります。出産育児一時金の受け取り方法(直接支払制度など)は、出産施設でも案内されるので、後期の健診のタイミングで確認しておくと安心です。


Q5. 共働きですが、産前に夫婦で必ず話し合っておくべきことは?
家事分担と産後のサポート体制(里帰りの有無、誰がどう支えるか)、そして育休をどう取るかの3点は、産前のうちに話し合っておきたいテーマです。我が家でも、ここは時間をかけてすり合わせるようにしています。



産前の準備は、未来の自分たちへの仕送りだ!
まとめ:産前の準備は「未来の夫婦への仕送り」


産前にやっておきたいことは、「思い出系」「仕組み化系」「手続き・お金系」の3つに分けて、体調が落ち着く安定期を中心に少しずつ進めるのが現実的です。完璧を目指さず、夫婦で「これはやっておきたいね」と思える項目から手をつけていきましょう。
- 思い出系(マタニティフォトは8〜9ヶ月頃、旅行・外食は安定期に、医師に相談のうえ無理なく)
- 仕組み化系(家事分担の見える化・宅食やネットスーパーの試運転・サポート体制の相談)
- 手続き・お金系(出産育児一時金 原則50万円、拡充された児童手当、勤務先の育休制度の確認)
産前の時間は、思っているより短いものです。今できる小さな一歩が、産後の自分たち夫婦をきっと助けてくれます。無理のない範囲で、夫婦の「やっておきたいことリスト」を一緒に作ってみてください。




